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先代の事

2011年02月28日
彼が空の上へ旅立ってから、今年でもう10年になります。
出逢ってから旅立つまでの15年と言う年月の中で
彼はワンコと暮す事の素晴らしさや命の尊さ
そして今まで生きてきた中で感じた事も無い深い悲しみを
オイラに教えてくれました。
人生を39年生きてきて、彼が旅立った時の悲しみを超えるような出来事は
今でも経験していません。
それ程オイラの中では大きな出来事でした。

もうじき10年ともなると、心の傷はだいぶ癒えてきました。
コジとムサシの存在に大きく癒されたって事もあるんでしょう。
ただ・・・心に開いた穴だけは、今でも埋め切れていないかな。
それはきっと、彼に対して後悔の気持ちが大き過ぎるからだと思います。

12歳を過ぎても老犬とは思えない程元気が漲っていて
休日のたびに一緒に走り回っていたから
彼の体はジイさんとは思えない程の筋肉を身にまとっていました。
後足なんて、それこそボディビルダーのようなキレイな筋肉をしていたっけ。
それが晩年は心臓肥大によって歩く事もままならなくなってからは
見る影もない程そのキレイな筋肉は無くなり
ただひたすら寝て過ごす日々が増えていきました。

一度だけ、本当に一度だけ
若い頃に海へ連れて行って走らせた事がありました。
その時とても嬉しそうな表情を見せてくれたのを見て
また機会があったら連れてきてあげたいなって思いながら
二度と連れて来てあげる事が出来なかった。
あんなに喜んでくれるんなら、もっと沢山連れて行ってあげれば良かったって
後になって後悔したよ。

一度しか連れて行けなかったその思い出の砂浜で
コジとムサシは散歩デビューをしました。
あの時の彼と同じように、海では嬉しそうな表情を見せてくれ
楽しそうに砂浜の上を走り回っていました。
彼をもう一度連れて来てあげられなかった分
コジとムサシには時間がある限り、海へ連れて行って走らせてあげています。

食事よりも走る事や散歩が大好きだった彼。
元気なうちに、もっともっと一緒に歩いていたかった。
その後悔が今でもオイラの中で大きいから
コジとムサシには元気に喜んで一緒に歩いてくれるうちは
朝も夜も晴れてても雨でも一緒に散歩しようって思いで毎日歩いています。
やがて歩けなくなる日が来るまで、オイラにとってコジとムサシとの散歩は
何よりも優先順位が高い事に変わりありません。
めいっぱいの事をコジとムサシに遣り切ってこそ
オイラは胸張って彼に会いに行けるって思っています。

沢山の事をオイラに教えてくれながらも最後に言えなかった言葉を
彼に再会した時、笑顔で言いたいと思います。
「ありがとう」と・・・。
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